◇テレモのある広場 第2回目! 「2の世界観のおいたち」 ◇
 
みなさんこんにちは、土屋です。
テレモのある広場2回目です。前回は主に「2の世界観のおいたち」をお話しし ましたが、今回はコンセプトについてお話ししましょう。
アルトネリコというゲームは、システムもシナリオも一貫して「絆」という要素 を大切にしながら設計しています。前作では「パートナーとしての絆」を描くこ とに力を注ぎました。今作では、それより1つ外側に踏み出て、ヒロイン同士の 絆、家族の絆というものに、主に注力してみました。
前作では、主人公とヒロインの関係はとても深く掘り下げましたが、反省点とし てヒロイン同士、もしくは一部のパーティーメンバーについて、普段どのような 会話がされているかといった事が、全く想像できない結果になってしまったとい う点がありました。これは前作を発売してすぐに出てきた反省点で、2では重要 な改善点として考慮し、1のドラマCD等でもその反省を活かした作品として仕上 げる事をしてきました。
そして2ではその事を踏まえ、アルトネリコで最も重要なポジションにいる、メ インヒロイン2人を掘り下げる事に焦点を当てたコンセプトを打ち立てました。 ヒロインの事をもっと識ること、ヒロインの色々な場面を見ることで、もっともっ とヒロインの事を好きになってもらえるのではないかという構想の下、ヒロイン 間の絆を主軸としたシステムを構築しました。普段の行動である現実世界、心の 中を掘り下げるコスモスフィアに加え、ヒロインの過去や境遇を識ることが出来 るインフェルスフィアを導入、「現在」「内心」「過去」という3つの軸によっ て、リアルなヒロイン像を描くことに注力しています。それによって、ゲーム中で キャラが取るその行動、言動、この仕草も、「こういうキャラだから」では収ま らない、過去にこういった裏付けがあるから、こんな境遇だから、といった所ま で掘り下げられる、新しい表現が出来る可能性というものを追求してみました。

こういった構想で制作させていただきましたアルトネリコ2、結果としてどのよ うな想いをもたらしたのかは、遊んでいただいた皆さんが持っています。
今回ゲームをプレイしてみて、皆さんはメインヒロイン2人の事をどう感じましたか? また、今回のコンセプトは、絆や深いキャラを表現する手法として、どう思いましたか?

これらの事について皆さんから御意見を頂けたら、制作者としてとても嬉しく思 います。もしよろしければ、以下にありますレスポンスターミナルで、皆さんの 想いを教えてください。

私がアルトネリコシリーズで描きたいのは、プレイヤーが共感できるような真剣 な想い。その為には説得力があるキャラ像が必要だと、常に考えています。だか らこそ、ゲーム中でキャラが取るその行動、言動、この仕草にも、リアリティを 持たせたいと考えています。『今言った「嫌い」はどんな想いで言った「嫌い」 なの?本当に嫌いだからなの?それとも、過去のあの傷が言わせているの?』… そういった事をプレイヤーが自然と出来るような、そんなゲームを目指して制作 しています。その発言の裏側にあるものを汲める程にキャラが立っていること は、結果として感動、キャラへの好感度へ繋がるのではないかと考えています。 その手段の1つとして、今作では現在に過去をプラスしました。その場では「心 ない言葉だ」と思いがちな言葉でも、後で「あの言動は過去にこういった事があっ たから…」という話を聞いてしんみりしてしまう…という事があると思います。 アルトネ2ではそういった「それぞれの発言には必ず意味や想いがある」という 事を、主にメインヒロイン2人を通じて表現出来ればと思い制作させていただき ました。

それでは今回はこの辺で、おいとまさせていただきます。 次回をどうぞお楽しみに!

■レスポンスターミナル
毎回常に新しい挑戦を試み、それに対しての結果を得て、良かった点や改善点を 踏まえた上で、また新たな挑戦をしていくこと…。私はそういった事を、ずっと 大切にしていきたいと考えております。今回も、皆さんの貴重な御意見をいただ けることを楽しみにしております。

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