◇テレモのある広場 第14回目!「2の世界観のおいたち」の返答その1◇
 

こんにちは、土屋です。
いよいよアルトネリコ・ファンブック(仮)トウコウ受付締切まで1週間を切り ました。トウコウ総数は何と1000通近くとなり、スタッフもみんなファンの皆さ んの関心の高さにビックリしています。頑張って選考し、最高に面白い本を作り ますので、楽しみにしていて下さいね!

さて、本題に入る前に1つ。先日「リバーダンス」というグループの来日公演を 見てきました。リバーダンスは、音楽と物語とダンスが1つになった作品で、民 族音楽調(アイリッシュ、ケルト)の曲に合わせて沢山の人達が物語に沿って踊 るモノです。実はこのリバーダンスは、土屋のヴィオラート(アトリエシリーズ 5作目)以降の音楽に多大な影響を与え続けている作品です。中でもアルトネリ コ1はその影響が大きく、塔の各場所(ほたる横丁や滞空岸壁、たかのつめあと、 などなど)の世界観設定に、 このグループのアルバムの1枚が大きく影響してい ます。そんな昔から大好きなグループだったのですが、コンサートを見たの は今 回が初めて。そして私は不覚にも、始まってすぐにいきなりボロボロと泣いてし まいました。。コンサートを見ながら、この作品が私の創作に与えた影響の大き さに自分でもビックリしたほどでした。そういった長年の思い入れも大きいです が、それでなくても、音楽と踊りと物語の融合がとても素敵なコンサートです。 まだ6月まで東京で公演を続けていますので、アルトネリコを形成した祖の1つ とも言えるリバーダンス、少し高めですが、興味有れば見てみてください。アル トネに大きな影響を与えた曲は全部、このコンサートで公演されています(「リ バーダンス」で検索するとコンサート情報がヒットします)。CDもありますが、 やはり生はひと味違います!あまりに興奮してしまったので、ちょっと紹介して みました。

そして本題です。今回から、1月頃に書いていた「アルトネ2事始め」に頂いた 皆さんの御意見ご感想に対し、改めて気づいたこと、学んだことなどを書き綴っ ていきたいと思います。まず始めに、沢山の御意見ご感想ありがとうございまし た!中にはとても熱心に、色んな事を語ってくれた方もいらっしゃいまして、改 めてアルトネリコを大切に思ってくださっている方が沢山いることを実感させて いただいた次第です。本当にありがとうございます!
今回は第2回目! 「2の世界観のおいたち」についてのレスポンスです。 この回では、アルトネリコ2制作にあたりヒロイン同士の関係をとても重要視し ている事を描いている回ですが、皆さんの反響が一番大きかった回でもあります。 その内容は、「ヒロインの掘り下げが深くて良かった」という意見から「やりす ぎではないか」という意見まで様々でした。特にインフェルスフィアでのヒロイ ン間のやりとりに関しては反響が大きく、沢山の方から御意見を頂きました。そ の中には好評の方もいらっしゃいましたが、多かったのが「表現がやりすぎでは?」 との御意見でした。
その中でも特に、色々と考えるきっかけとなった御意見がありました。それは、 「シナリオで制作者の意図を押しつけすぎではないか」というものでした。 人や事象には様々な考えがあり、その状況に応じて何が「良」や「善」なのか、 なにが「悪」なのかは変わってきます。アルトネリコ2ではそれを「こういった 場合はこれが絶対に善なんだ」と押しつけている事がある、という事です。

改めて第三者的にシナリオを見返してみまして、なるほど、と思った部分があり ました。例えば「絆を深めるにはお互いを伝え合うべきだ」「全部を言うことで相手と良好 な関係を築ける」という事をアルトネ2では伝えています。それも1つの手段か もしれない、でも、アルトネ2では「そうする事がイイコトだ」と断言している ように感じ取ることが出来ました。確かにそうなってくれば、それに共感出来な い人はその考え方を無理矢理押しつけられる形でシナリオが進行する事になりま す。結果的に共感できないヒロイン、共感できない主人公を創り出してしまうこ とになるわけです。もちろんそういったシナリオを目的として書いているのなら いいのですが、アルトネリコのコンセプトはそうではありませんでした。あくま で主人公としての行動、言動から純粋に何かを感じ取って欲しい、くみ取って欲 しい、そしてそれはプレイする人によって違っているのは当然と考えています。 だからこそ、今回のこの御意見は大変貴重な御意見でした。自分の主観では分か らなかった視点からの意見であったこともあり、とても冷静に物語を分析するこ とが出来ました。貴重な御意見、この場を借りて感謝いたします。この事を次の 創作にいい形で活かしていくことが出来れば、と考えております。

次回は戦闘システムについてのレスポンスをします。
それでは、また!

■レスポンスターミナル
毎回常に新しい挑戦を試み、それに対しての結果を得て、良かった点や改善点を 踏まえた上で、また新たな挑戦をしていくこと…。私はそういった事を、ずっと 大切にしていきたいと考えております。今回も、皆さんの貴重な御意見をいただ けることを楽しみにしております。

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