こんにちは、土屋です。
毎回世界設定の裏話をお話しする世界紀行のコーナー。
今回はエナとミント区についてのお話をしましょう。
■古の都エナ
エナはパスタリアよりも古い歴史を持つ町です。そして、アルトネリコ2の中で
は唯一の「平凡担当」といったところでしょうか(蛇足ですが、アルトネリコ1
ではネモの街が平凡担当です(笑))。唯一、普通の大地っぽい所に載っている
町ですので、ぱっと見は平凡なファンタジーに良くある雰囲気になっています。
以下の絵が、そのエナの初期ラフです。
▼エナタウンラフ01▼

初期ラフから既に、今のエナと殆ど変わりない形になっている事がお分かり頂け
ると思います。ただ注意深い方は、何か物足りなさを感じるのではないかと思い
ます。このラフが上がってきたとき、非常にいい感じではありましたが、やはり
何か物足りなさを感じていました。そしてそれは、この世界の大地があくまで人
工地盤である事が表現されていなかったためだったのです。その後、その地盤の
表現が追加されたのが、以下のラフになっています。
▼エナタウンラフ02▼

これで本当に、ゲームで採用された町並みとほぼ同じになりました。アルトネリ
コの世界観を表現するために、混ざり合わない素材の同居を実現したのです。
■ミント区
ミント区は本当に人外な「辺境」を表現したく、設定した村です。それ故に、ミ
ント区の先はずっと人工地盤が続くフラットな場所で、その先は現実感のない
「ゆめみ野」という場所になっています。ミント区も初期ラフと最終的な決定稿
にはそれほど大きな違いはありません。
▼ミント区タウンラフ01〜02▼

貯水池がファンになったり、駅の形が変わっていったりしていますが、町並みや
全体的な雰囲気はほぼ同じです。
余談ですが、アルトネリコ2の世界観、特にミント区とゆめみ野の辺りに関して
は「童話物語」というファンタジー小説を参考にさせていただいています。童話
物語は世界観設定がとてもしっかりしているファンタジー小説で、アルトネファ
ンの皆さんには楽しめる物語ではないかと思います。ストーリーは結構シビアで
生々しい話ですが、終盤はかなり感動する冒険活劇でした。興味がある方は是非、
検索して読んでみてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。またお逢いしましょう。
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