◇アルトネリコサミット2011【第8回】
「アルトネリコシリーズのシナリオ」についての回答の最終回◇
 
こんにちは、土屋です。
前回のサミットの最後で「導入や護る事の唐突感について」の御意見を伺ったと ころ、沢山の御意見をフォームで戴きました。皆さんの熱心な御意見には、本当 にいつも頭が下がるばかりです。お陰様で色々と参考にさせていただいておりま す。
御意見の中でもやはりアルトネリコ2と3の導入の対比をしている方が多くいらっ しゃいまして、私個人としても納得できる点がありましたので、1紹介させてい ただきます。
まず「2では、片方のヒロインが幼馴染み、もう片方が上司という立場であるが 故に、護ることに関して理屈抜きで納得できる設定になっている」という御意見 がありました。3では確かに2人とも初対面ですから、プロット段階から「どう してここまでして護るのか」で相当悩みました。3で2人とも初対面なのは「設 定上のどうしようもない有利不利をつけてしまう事を懸念して」でした。例えば アルトネリコ1ではオリカとは初対面でミシャとは幼馴染みという設定でしたが、 (実際は諸問題によりあまりミシャが有利とは言えなくとも)設定的に見ればミ シャが有利になりやすいです。更にシュレリアは上司ですから、ミシャ以上に有 利です。そういった過去の反省点から3では「全てのヒロインを白紙から」とい うコンセプトが最初からありました。この辺りのバランスはとても難しいですが、 過去3作の経験や皆さんの御意見を活かし、今後更なる新鮮さと共に挑戦を続け ていきます。

さて、今回はシナリオ編の最後の2つについて回答させていただきました。
また、次回は久し振りの御意見募集の回です。
次回は『ヴィジュアル・演出』についての御意見を募集したいと思います。御意 見がある方は、是非一番下のご意見箱にて投稿お願いします。

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調合システムについてですが、ジャンプという週刊誌に連載しているトリコという漫画では、読者がハガキなどで送ったアイデア(食材)を本編に出したりしているのですが、そういった感じでアルトネリコでも「こんな調合アイテムがあったら」みたいな感じでアイデアを募集すると面白いと思います。
その中に「変な物」があれば、スタッフの皆さまがそれについて思ったことをイベントにすれば話もスムーズに作ることができ、便利だと思います。
たくさんの人から多くのアイデアを聞けば、普段思いつかないようなアイデアを見つけることができ、作品の質?の向上につながると思います。実際このサミットがそれなんですが。(笑)
アルトネリコがより多くの人が楽しめる作品になるよう頑張ってください!
(ただのたらい)
異なる意見を持っています 82票
一部同意です 58票
同意です 12票
 
「異なる意見を持っています」と「一部同意です」で殆どの回答を占める結果となりました。皆さんのコメントを拝見しますと、「一部同意」の方のコメントも、「異なる意見」の方と殆ど同じであることが分かります。
多かった御意見としては「盗作が懸念される」「世界観が崩れる恐れがある」「スタッフの考えたものの方が良い」などがありました。今回1つ参考になったこととしては、この結果によって、皆さんの考えている「開発とファンとの距離感」の具体的な一例が挙げられたという事です。
従来より皆さんの御意見を拝見させていただいておりますと、「ファン交流は大歓迎だが、適度な距離感を持って」「スタッフはスタッフとして一段上の場所にいて欲しい」といった御意見が出ておりまして、今回はそれと合致した結果であったと思われます。
私の現時点での考え方としては、ゲームは「1つの世界である」という認識でおり、そこは私自身の創造によって制作を進めていきたいと考えております。まず最初に「一通りの世界の提示」をした上で、後にそのフィールド上で皆さんと共に楽しむ、といった形が、私自身の「ファンと身近なゲーム制作」のコンセプトです。
ですから、有る程度出来上がった世界の上で皆さんと楽しむことは今後も前向きにやっていきたいと思いますし、世界外のイベント(例えばファン感謝祭など)での交流も積極的にやっていく方向で考えておりますが、ゲームそのものはストイックに、自身の中で完成させていきたいと思う次第です。
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ナリオ部門で投稿していいのか迷いましたが…
1の主人公、ライナーは、とにかく真っすぐ。仲間全員自分が守るというヤツ。
クロアは、自分の大切なもの(ヒロイン)を自分がどうなっても守りぬく覚悟が表現できていると思います。
ですがアオトは、そもそもヒロインたちを大切に思っているのかどうかすら怪しく、「自分が守る」とか言いながらも他者に預けたり、全投げしてる気がします。
キャラ設定上、仕方のないことかもしれませんが、もう少し主人公を魅せるシナリオがあっても良かったのではないでしょうか?
(kou)
同意です 83票
一部同意です 65票
異なる意見を持っています 29票
 
アオトは色々と難産な主人公であった事は否めません。アルトネリコ1,2と続いて3であった事もあり、1,2の主人公で「無かった要素」を入れたのがアオトでもあります。とはいえ、実際のところ、2のクロアも1のライナーと対照的なキャラを目指しましたので、やっていることは2も3も変わりません。
アオトが他の主人公と最も異なる点は、「女の子に対して人並みかそれ以上に興味がある」……すなわち助平な主人公であるという事です。ライナーは無頓着で、クロアもあまり触れないでいたフィールドですので、相対的に「アオトはエロイ」という話になっているところもあるかもしれません。
これには性格上の理由以外にも、ストーリー進行上の理由も存在しておりました。ライナー、クロアは共に、女性にあまり興味を抱かない設定で作っていたため、その殆どのケースにおいてヒロインからのアプローチがメインとなっていました。
主人公が恋愛に受動的だった為、「見向きもされないヒロインが可哀想」「年齢不相応」といった御意見も多数いただきました。シナリオ…主に精神世界内でも、その「受動的な主人公」であるが故にパターン化している点があり、例えば「ヒロインに押し倒される→主人公逃げる→ヒロイン追いかける→主人公殺されかける」といったシーンは、1,2のほぼ全てのヒロインの精神世界で見受けられるものでした。
そこで3では主人公のアプローチを変えて、「主人公が積極的にアプローチをして引っ張っていく精神世界」を目指しております。3の精神世界では、1,2のように「ヒロインに殺されかけて、あがなうことなく逃げまくる」シーンは殆ど存在しなかったと思います。すなわち3では「お姫様なヒロイン(=お城の塔の上で勇者様を待ち続けるヒロイン)」を描く目的もあったのです。
結果としてアオトは男性として女性に興味を持つ、年相応の主人公として描きました。プレイヤーの共感もしやすいように、普通の街の人であり、その立場での考え方をするように徹した作りを目指しました。
 
しかし実際ソフトが発売されて皆さんの御意見を伺えるようになると、むしろその小市民的な行動を残念がる方が多くいらっしゃいました。
現在では私個人としては、そこには「ゲームの主人公は憧れの存在であってほしい」という想い、「こんなご時世、せめて架空のお話の中だけでも(自分には出来なからこそ)主人公にはカッコよくいて欲しい」という想いがあるのではないかと考えております。実際私もゲームをプレイするときには、少なからずそういった部分があります。
もちろん、アルトネリコ3では皆さんのご指摘通り、アオトが複数のヒロインに対し「護る」と言ったり、行動がフラフラしていたりという、印象が悪い行動をさせてしまった事は否めません。そしてそういった部分を改善していれば、庶民目線の主人公も受け入れられたのかもしれません。
 
皆さんにとって、主人公とはどんな存在でしょうか?
そして、主人公にいつも何を期待していますか?
御意見いただけたら幸いです。
貴方にとっての主人公は…
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その他
   36(26%)
共感しやすい庶民的存在であ
   17(12%)
カッコイイ存在でいて欲しい
   88(62%)
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