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アオトは色々と難産な主人公であった事は否めません。アルトネリコ1,2と続いて3であった事もあり、1,2の主人公で「無かった要素」を入れたのがアオトでもあります。とはいえ、実際のところ、2のクロアも1のライナーと対照的なキャラを目指しましたので、やっていることは2も3も変わりません。
アオトが他の主人公と最も異なる点は、「女の子に対して人並みかそれ以上に興味がある」……すなわち助平な主人公であるという事です。ライナーは無頓着で、クロアもあまり触れないでいたフィールドですので、相対的に「アオトはエロイ」という話になっているところもあるかもしれません。
これには性格上の理由以外にも、ストーリー進行上の理由も存在しておりました。ライナー、クロアは共に、女性にあまり興味を抱かない設定で作っていたため、その殆どのケースにおいてヒロインからのアプローチがメインとなっていました。
主人公が恋愛に受動的だった為、「見向きもされないヒロインが可哀想」「年齢不相応」といった御意見も多数いただきました。シナリオ…主に精神世界内でも、その「受動的な主人公」であるが故にパターン化している点があり、例えば「ヒロインに押し倒される→主人公逃げる→ヒロイン追いかける→主人公殺されかける」といったシーンは、1,2のほぼ全てのヒロインの精神世界で見受けられるものでした。
そこで3では主人公のアプローチを変えて、「主人公が積極的にアプローチをして引っ張っていく精神世界」を目指しております。3の精神世界では、1,2のように「ヒロインに殺されかけて、あがなうことなく逃げまくる」シーンは殆ど存在しなかったと思います。すなわち3では「お姫様なヒロイン(=お城の塔の上で勇者様を待ち続けるヒロイン)」を描く目的もあったのです。
結果としてアオトは男性として女性に興味を持つ、年相応の主人公として描きました。プレイヤーの共感もしやすいように、普通の街の人であり、その立場での考え方をするように徹した作りを目指しました。
しかし実際ソフトが発売されて皆さんの御意見を伺えるようになると、むしろその小市民的な行動を残念がる方が多くいらっしゃいました。
現在では私個人としては、そこには「ゲームの主人公は憧れの存在であってほしい」という想い、「こんなご時世、せめて架空のお話の中だけでも(自分には出来なからこそ)主人公にはカッコよくいて欲しい」という想いがあるのではないかと考えております。実際私もゲームをプレイするときには、少なからずそういった部分があります。
もちろん、アルトネリコ3では皆さんのご指摘通り、アオトが複数のヒロインに対し「護る」と言ったり、行動がフラフラしていたりという、印象が悪い行動をさせてしまった事は否めません。そしてそういった部分を改善していれば、庶民目線の主人公も受け入れられたのかもしれません。
皆さんにとって、主人公とはどんな存在でしょうか?
そして、主人公にいつも何を期待していますか?
御意見いただけたら幸いです。